
1月は「新築」の情報解禁祭り!
こんにちは!岡山市の不動産屋「すもっと」です。 お正月気分も抜け、本格的にお部屋探しモードに入った方も多いのではないでしょうか。
不動産屋の視点で見ると、1月というのは「一年で最も『新築物件』の情報が出る月」です。 なぜなら、多くのメーカーやオーナー様が、4月の新生活シーズンに合わせて「3月中旬〜下旬完成」のスケジュールでアパートやマンションを建設しているからです。
「どうせ引っ越すなら、誰も使っていないピカピカのお風呂やトイレがいい!」 「最新の設備で快適に暮らしたい!」
そう考える方にとって、今はまさに選び放題のゴールデンタイム。 しかし、ここで一つ大きな壁が立ちはだかります。
「まだ工事中で、中を見ることができない」
いわゆる「青田買い(完成前に契約すること)」をしなければならないケースがほとんどなのです。 今回は、そんな1月の新築物件について、「中を見ずに決めて本当に後悔しないか?」という不安に、プロとして正直にお答えします。
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やっぱり魅力的!新築物件の3つのメリット
リスクの話の前に、なぜみんなが新築を狙うのか、その圧倒的なメリットを整理しておきましょう。 単に「新しい」だけではない、最新ならではの恩恵があります。
① 設備が「今のライフスタイル」に最適化されている
ここ数年で建てられた物件は、現代人の生活様式に合わせて進化しています。
- インターネット無料(高速回線)が標準装備
- 宅配ボックス完備でAmazonも受け取り放題
- 浴室乾燥機やシステムキッチンなど家事ラク設備が充実 これらは、築10年の物件ではなかなか揃わないスペックです。
② ランニングコストが意外と安い
「新築=家賃が高い」というイメージがありますが、実はトータルで見るとそうでもないことがあります。 最新の断熱性能や省エネエアコンのおかげで光熱費が安く済んだり、ネット無料のおかげで通信費(月4,000円〜5,000円)が浮いたりと、月々の支払総額は中古物件と変わらないケースもあるのです。
③ 「防音性」や「セキュリティ」の向上
最新の建築基準で建てられているため、昔のアパートに比べて防音性能が高まっていたり、オートロックや防犯カメラが標準だったりと、安心して暮らせる要素が詰まっています。
正直に言います。完成前契約の「デメリットとリスク」
良いこと尽くめに思えますが、完成前に契約することには当然リスクもあります。ここを理解せずに飛びつくのは危険です。
リスク1:イメージとのギャップ(日当たり・広さ)
図面やCGパース(完成予想図)は、あくまでイメージです。 「図面では広そうに見えたけど、家具を置いたら狭かった」 「南向きだけど、隣の建物の影になって意外と暗かった」 といった、実際の空間でしか分からない感覚的なズレが起こる可能性があります。
リスク2:入居日の遅れ
天候不順や資材不足などで工事が遅れ、「予定していた入居日に間に合わない」というトラブルが稀に発生します。 今の住まいの退去日を決めてしまっている場合、一時的にホテル暮らしを余儀なくされる…なんてことも。 (※契約書に「完成遅延時の対応」がどう書かれているか確認必須です!)
リスク3:初期費用や家賃の交渉がしにくい
新築は放っておいても埋まる人気物件なので、大家さんも強気です。 「家賃下げてくれたら決めます」といった交渉は、ほぼ通らないと考えてください。
内見できなくても「失敗しない」ための確認テクニック
「リスクは怖いけど、新築の魅力は捨てがたい…」 そんな方のために、中を見ずに契約しても失敗しないためのプロの技を伝授します。
テクニック①:「同シリーズ」の既存物件を見せてもらう
大手ハウスメーカー(大和ハウス、積水ハウス、大東建託など)の新築であれば、**「過去に建てた同じ間取り・同じ仕様の別物件」**が近くにある可能性が高いです。 全く同じではなくても、設備のグレードや内装の雰囲気、防音性などは確認できます。不動産屋に「近くに似た物件はないですか?」と聞いてみましょう。
テクニック②:現地で「音」と「周辺環境」を確認する
建物の中に入れなくても、現地に行くことは絶対に必要です。
- 前面道路の交通量や騒音
- 隣の建物との距離(日当たり予測)
- ゴミ捨て場の位置
- 最寄り駅やスーパーまでの道のり これらは、完成していなくても確認できます。「建物」だけでなく「場所」を気に入るかどうかが重要です。
テクニック③:図面で「家具サイズ」をシミュレーション
不動産屋から詳しい図面(寸法入り)をもらい、持っていきたい冷蔵庫や洗濯機、ベッドが入るかを入念にチェックしてください。 特に「コンセントの位置」や「カーテンレールの高さ」などは、メーカーに確認してもらうことも可能です。
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まとめ:新築は「決断力」が9割!
1月の新築物件は、情報が出た瞬間から争奪戦が始まります。 「完成してから見て決めよう」と思っていると、その頃にはもう満室になっているのが現実です。
もしあなたが「清潔感」や「最新設備」を最優先にするなら、多少のリスクを取ってでも、今の時期に新築を押さえる価値は十分にあります。 逆に、「日当たりや広さを自分の目で確かめないと不安」という方は、無理に新築を狙わず、内見可能な築浅物件を探すのが正解です。
私たち「すもっと」では、建築中の物件でも、メーカーから詳細な図面を取り寄せたり、類似物件をご案内したりと、お客様の不安を最小限にするサポートを行っています。 「この新築、気になってるんだけど…」という情報があれば、まずはお気軽にご相談ください。 プロの視点で、その物件が「買い」か「待ち」か、正直にアドバイスさせていただきます!