
「更地」が高いのには理由がある
こんにちは!岡山市の不動産屋「すもっと」です。 2月23日、月曜日の祝日(天皇誕生日)。 ご家族でマイホームの計画を話し合われている方も多いのではないでしょうか。
土地情報を検索していると、 A. 更地(何も建っていない):1,500万円 B. 古家付き(ボロ家がある):1,200万円 というように、同じエリアでも「家付き」の方が安く売られていることによく気付きます。
「Bを買って、家を解体して建てれば300万円お得じゃん!」 と計算したくなりますが、ここが不動産の落とし穴です。
実は今、家の解体費用が猛烈に値上がりしているのをご存知でしょうか?
\お気軽にご相談ください!/
解体費は「坪3万円」の時代ではない
ひと昔前までは「木造なら坪3万円くらいで壊せる」なんて言われていました。 しかし今は、
- 人件費の高騰
- 廃材(ゴミ)処分費の値上げ
- アスベスト(石綿)調査の義務化
これらが重なり、例えば30坪〜40坪の一般的な木造住宅でも、 150万円〜200万円以上かかることが普通になっています。
さらに、もし建物が「鉄骨造(S造)」や「鉄筋コンクリート(RC造)」だった場合、解体費用は木造の2倍近くに跳ね上がります。 「安く買ったつもりが、解体費を入れたら更地より高くなった」 という失敗は、土地探しあるあるのワースト1位です。
「更地渡し」と「現況渡し」の違い
土地の契約には、大きく分けて2つのパターンがあります。
① 更地渡し(さらちわたし) 売主さんが自分のお金で解体し、綺麗な更地にしてから引き渡してくれる契約。 買主にとっては、解体リスクがなく安心です。
② 現況渡し(げんきょうわたし) 「今のまま(ボロ家があるまま)引き渡します」という契約。 解体費用は「買主(あなた)」の負担になります。
相場より安い土地は、ほとんどがこの②現況渡しです。 ここに飛びつく前に、必ず解体の見積もりを取る必要があります。
恐怖の「アスベスト」と「地中埋設物」
さらに怖いのが追加費用です。
- アスベスト(石綿): 解体前の調査でアスベストが見つかると、除去作業に数十万円〜100万円単位の追加費用がかかります。古い家ほど使われている可能性が高いです。
- 地中埋設物(ガラ): 家を解体した後、地面の中から「昔の建物の基礎」や「大きな岩」「浄化槽」が出てくることがあります。これも撤去費用がかかります。
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まとめ:不動産屋に「解体見積もり」を依頼せよ
「古家付き土地」を検討する際は、契約する前に必ず不動産屋を通じて 「解体費用の概算見積もり」 を取ってもらいましょう。
そして、契約書に 「もし地中から埋設物が出てきたら、売主が撤去費用を負担する(契約不適合責任)」 という条文が入っているかどうかも重要です。
Torus不動産(すもっと)では、 土地のご紹介だけでなく、提携している安くて腕の良い解体業者のご紹介や、 「この家は解体せずに、リノベして住む選択肢もありますよ」 といったご提案も可能です。
「壊すコスト」まで見極めて、賢く土地を選びましょう!