【土地探しの罠】「安い!」と飛びつく前に確認を。契約後に請求される「水道管引き込み」と「浄化槽」の100万円レベルの隠れ費用

土地代だけで予算を組んでいませんか?

こんにちは!岡山市の不動産屋「すもっと」です。 2月17日、火曜日。 春からの着工に向けて、土地契約が大詰めを迎えている方も多い時期ですね。

土地探しをしていると、たまに 「おっ、この土地、相場よりかなり安いぞ!」 という掘り出し物に出会うことがあります。

「これなら建物にお金をかけられる!」とテンションが上がりますが、ここで不動産屋としてストップをかけさせてください。 その土地、住める状態にするのに「プラス100万円」かかるかもしれません。

今日は、チラシの「土地価格」には書かれていない、恐ろしい「インフラ整備費用」の罠についてお話しします。

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罠①:「水道管」が敷地内にない!

既に家が建っている「古家付き土地」や「分譲地」なら問題ないことが多いのですが、 長く更地だった場所や、畑を造成した土地の場合、敷地の中に「水道管」が引き込まれていないことがあります。

この場合、目の前の道路に通っている本管から、自分の敷地まで水道管を引っ張ってくる工事(取り出し工事)が必要になります。

  • 道路の手前にある場合: 数十万円で済むことも。
  • 道路の反対側にある場合: 道路を横断して掘り返すため、費用が跳ね上がります。
  • そもそも前面道路に本管がない場合: 遠くから引っ張ってくるため、100万円〜数百万円かかるケースも…。

「土地は安かったけど、水を通すだけで予算オーバー」という悲劇は、岡山でも実際によく起きています。

罠②:岡山市の「納付金」が高い

無事に工事ができたとしても、まだお金がかかります。 新しく水道を利用する場合、自治体に「加入金(分担金)」などを支払う必要があります。

岡山市の場合、水道のメーター口径(太さ)によって金額が変わりますが、一般的な戸建て(20mm)でも十数万円〜の費用がかかります。 さらに、下水道受益者負担金など、エリアによっては追加の支払いや、不動産屋も即答できないような地域特有の負担金がある場合もあります。

罠③:「下水道」か「浄化槽」か

購入しようとしている土地は、公共下水エリアですか?それとも浄化槽エリアですか?

  • 公共下水エリア: 敷地内に「公共ます」があれば、繋ぐだけでOK(工事費は比較的安い)。
  • 浄化槽エリア: 下水道が通っていないため、敷地内に「浄化槽」という汚水処理タンクを埋める必要があります。

浄化槽を設置する場合、補助金が出る地域もありますが、設置費用として50万円〜100万円程度(大きさによる)を見ておく必要があります。 また、入居後も定期的な点検・清掃費用(ランニングコスト)がかかり続けます。

「総額」で判断しよう

「土地A:1,000万円(水道引き込み済み)」 「土地B:800万円(水道なし・浄化槽必須)」

パッと見はBの方が200万円安いですが、 工事費や浄化槽設置費で150万円かかるとしたら、実質的な差は50万円まで縮まります。 手間や将来のメンテナンスを考えると、Aの方がお得かもしれません。

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まとめ:住宅会社か不動産屋に「見積もり」を

素人判断で「安い!」と飛びつくのは危険です。 気になる土地があったら、契約する前に必ず私たち不動産屋か、相談している住宅会社の担当者にこう聞いてください。

「この土地、家を建てるための『追加費用』はどれくらいかかりますか?」

Torus不動産(すもっと)では、土地の提案をする際、 「ここは水道工事が必要なので、土地代+〇〇万円くらい見ておいてください」 と、隠れたコストも含めた「リアルな総額」をお伝えします。

後出しジャンケンで泣かないために、事前の確認を徹底しましょう!