【立地の罠】「コンビニまで徒歩1分」は地獄への入り口?深夜のドア音・まぶしい照明・Gの発生源…便利さと引き換えに失う「安眠」の話

「冷蔵庫代わり」の代償は大きい

こんにちは!岡山市の不動産屋「すもっと」です。 日曜日の午後、お部屋探しもラストスパートですね。

物件資料の備考欄に、 「コンビニまで徒歩1分(80m)!」 「スーパーまで徒歩0分(目の前)!」 と書いてあると、すごく魅力的に見えませんか?

「これなら冷蔵庫に何もなくてもすぐに買いに行ける!」 「夜道も明るくて安心!」

確かにその通りです。超便利です。 しかし、不動産屋として正直に申し上げます。 「コンビニやスーパーに近すぎる(特に隣接している)物件は、音と光のストレスを覚悟してください」

便利さには必ず副作用があります。 今日は、実際に住んだ人から寄せられる「苦情」の実態をお話しします。

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リスク①:深夜の「音」攻撃

コンビニは24時間営業です。つまり、24時間ずっと音がするということです。

  • アイドリング音: トラックや改造車がエンジンをかけたまま駐車場に停まっています。「ドッドッドッ」という重低音は、壁を突き抜けて部屋の中に響きます。
  • ドアの開閉音: 車のドアを「バン!」と閉める音。深夜の静寂の中では、これが驚くほど響き、ビクッとして目が覚めてしまうことも。
  • 話し声: 夏場の夜、駐車場でアイスを食べながらダベる若者やカップル。彼らの笑い声は、2階や3階の部屋に筒抜けです。

リスク②:24時間「昼間」のような明るさ

コンビニの看板や店内の照明は、集客のために非常に明るく作られています。 物件の位置によっては、「夜なのに部屋の中が明るい」という現象が起きます。

遮光カーテンを閉めれば防げますが、逆に言うと「一年中、窓もカーテンも開けられない生活」になります。 窓を開けて夜風を入れたくても、開けた瞬間にまぶしい光と騒音が入ってくるため、常に閉め切って生活することになります。

リスク③:招かれざる客「G」

飲食店やコンビニ、スーパーはお弁当などの「食品」を扱っています。 そして、バックヤードには大量のゴミ(廃棄食品)が出ます。

これは何を意味するかお分かりでしょうか? そう、ゴキブリ(G)やネズミの発生源になりやすいということです。

いくらお店が衛生管理を徹底していても、彼らは餌の匂いに引き寄せられて集まってきます。 そして、そのすぐ隣にあるアパートは、彼らにとっての「格好の隠れ家(住処)」になってしまうリスクが高いのです。

ベストな距離感は「徒歩3分〜5分」

では、どれくらい離れればいいのでしょうか? 私たちがおすすめするのは、 「徒歩3分〜5分(200m〜400m)」 という距離感です。

これなら、

  • ジャージで買いに行ける気軽さはキープ。
  • 音や光、虫の影響はほとんど受けない。
  • 適度な運動になる。

という、いいとこ取りができます。 「隣」ではなく「近所」にあるのが一番幸せなのです。

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まとめ:内見は「夜」にも行ってみよう

もし、「それでもコンビニの上がいい!」という場合は、必ず**「夜の状態」**を確認してください。

  • 駐車場の車の出入りは激しくないか?
  • 搬入トラックの音はうるさくないか?
  • 看板の光が部屋に差し込まないか?

Torus不動産(すもっと)では、 「この物件は便利ですが、夜は駐車場がたまり場になりやすいですよ」 「ここは一本路地に入っているので、近いのに静かですよ」 といった、地図には載っていない「空気感」まで正直にお伝えします。

「便利さ」と「安眠」。あなたが優先するのはどちらですか?