大掃除のついでにチェック!退去費用を抑えるための「年末メンテナンス」3つのポイント

いよいよ12月。今年も「大掃除」のシーズンがやってきましたね。 普段はなかなか手が回らない場所も、年末くらいはキレイにしようと意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、賃貸物件にお住まいの方にとって、この年末の大掃除は「将来の退去費用を節約する最大のチャンス」でもあります。

「えっ?掃除と退去費用って関係あるの?」

そう思われた方は要注意です! 賃貸の退去時にかかる「原状回復費用」は、日頃の使い方や手入れ状況によって金額が大きく変わります。特に「放置して落ちなくなった汚れ」は、入居者の負担(善管注意義務違反)とみなされることが多いのです。

今回は、岡山の不動産管理のプロである「すもっと」が、大掃除のついでに絶対やっておくべき、退去時の出費を抑えるためのメンテナンスポイントを3つご紹介します。

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1. キッチンの換気扇(レンジフード)の油汚れ

これが一番の高額請求になりやすいポイントです。 換気扇の油汚れを長期間放置して、こびりついて取れなくなったり、塗装が剥げてしまったりした場合、クリーニング費用では済まづ、「交換費用」を請求されるリスクがあります。

【対策】 表面だけでなく、フィルターや内部のファンまで、専用の洗剤で油を落としておきましょう。年に1回、この時期にリセットするだけで、設備の寿命が延び、余計な費用負担を防げます。

2. お風呂・洗面台の「カビ」と「水垢」

「カビ」は基本的に入居者の敵です。 お風呂のゴムパッキンやタイルの目地に深く根を張ったカビは、プロの清掃でも落ちないことがあります。この場合、パッキンの交換費用などが敷金から引かれることになります。

また、鏡のウロコ汚れ(水垢)も、放置しすぎると交換対象になることがあります。

【対策】 カビ取り剤を使って、根こそぎ退治しておきましょう。お風呂上がりに水をかける、換気扇を回すといった普段の習慣も見直す良い機会です。

3. 壁紙(クロス)の汚れや傷

家具を動かして掃除をする時は、壁紙の状態をチェックしましょう。 冷蔵庫やテレビの裏にできる「黒ずみ(電気焼け)」は通常損耗(大家さん負担)とされることが多いですが、結露を放置してできた「カビ」や、タバコのヤニ汚れ、不注意でつけた大きな傷は入居者負担です。

【対策】 壁についたホコリを掃除機で吸い取るだけでも、黒ずみの予防になります。もし小さな傷を見つけたら、被害が広がらないように注意して生活しましょう。

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まとめ:キレイに使うことが一番の節約術

賃貸物件は「借りているもの」ですが、大切に使えば退去時にお金(敷金)が戻ってくる可能性が高まります。

「これって入居者負担になるのかな?」 「設備が古くて壊れそうなんだけど…」

そんな不安がある場合は、早めに管理会社や大家さんに相談するのが鉄則です。

私たち「すもっと」は、お部屋探しだけでなく、入居中のトラブルや退去時のご相談にも親身に対応いたします。 岡山市で賃貸に関することなら、どんな小さなことでもお気軽にご連絡ください。

皆さまの大掃除が、気持ちよく新年を迎える準備となりますように!

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