はじめに：愛があっても「お金」で揉める！？同棲のリアル
こんにちは！岡山市の不動産屋「すもっと」です。 本日はクリスマスイブですね。大切なパートナーと素敵な時間を過ごされている方も多いのではないでしょうか？
この時期、デートの会話の中で自然と出てくるのが「そろそろ一緒に住もうか？」という話題です。 大好きな人と毎日一緒にいられる同棲生活は、夢が膨らみますよね。しかし、不動産のプロとして、あえて少し現実的なお話をさせてください。
同棲カップルが別れてしまう原因の第1位をご存じでしょうか？ それは性格の不一致と同じくらい多いのが、「金銭感覚のズレ（お金のトラブル）」なのです。
「家賃は半分ずつだと思っていたのに、相手が払ってくれない」 「生活費の負担が偏っていて不満が溜まる」 「初期費用をどちらが出すかで入居前からギスギス…」
せっかくの愛の巣が、お金のことでストレスの場になってしまっては本末転倒です。 今回は、これから岡山で同棲を始めるカップルのために、「円満な家賃・生活費の分け方」と、「二人の仲を深める物件選びのコツ」をご紹介します。
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パターン別：家賃と生活費、みんなどう分けてる？
「家賃」と「光熱費・食費」。これらをどう分担するかは、二人の収入バランスや性格によって正解が異なります。 一般的に多い3つのパターンを見てみましょう。
①平等に「完全折半（50:50）」パターン
家賃も生活費も、すべてきっちり半分にする方法です。 メリット： 公平感があり、対等な関係を築きやすい。 デメリット： 収入に差がある場合、稼ぎが少ない方の負担が重くなり、不満が出やすい。また、計算が細かいと面倒に感じることも。
②収入に合わせた「比率負担」パターン
例えば、彼氏の収入が30万、彼女が20万なら、家賃も「3：2」の割合で負担する方法です。 メリット： お互いの手元に残るお金（お小遣い）のバランスが取れ、無理なく生活できる。 デメリット： 収入が変わった時（転職など）に再計算が必要になる。
③項目で分ける「ジャンル別負担」パターン
「家賃は彼氏、食費と光熱費は彼女」というように、支払う項目で分担する方法です。 メリット： 細かい計算が不要で楽。 デメリット： 家賃は固定ですが、光熱費や食費は変動するため、季節によっては負担額に偏りが出ることがある。
どのパターンを選ぶにしても、重要なのは「契約前に話し合って決めておくこと」です。あやふやなまま見切り発車するのが一番危険です！
忘れちゃいけない！「初期費用」と「更新料」の分担
毎月の家賃だけでなく、最初にガツンとかかる「初期費用」についても決めておく必要があります。
岡山市で賃貸を借りる場合、敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・火災保険・保証会社利用料などを合わせると、家賃の4.5ヶ月〜5ヶ月分程度が初期費用の相場です。 さらに、家具家電を新しく買い揃えるとなれば、まとまった金額が必要です。
おすすめは、これらを「二人の共通貯金」から出すこと。 もしどちらか一方が立て替える場合は、「いつまでにどう返すか」まで明確にしておきましょう。「結婚資金のつもりで貯めていたのに…」という不満の種になりがちです。
また、2年ごとに発生する「更新料」についても、忘れた頃にやってくる出費なので、どう分担するか先に決めておくと安心です。
喧嘩しないための「物件選び」と「予算設定」
お金のルールが決まったら、次はいよいよお部屋探しです。ここで無理をしてしまうと、後々の喧嘩の原因になります。
家賃は「二人の手取り合計の25%以内」が安全圏
一人暮らしなら「手取りの30%（3分の1）」と言われますが、同棲の場合は結婚資金や将来のための貯蓄も考えたいところ。 少し余裕を持って、手取り合計の20%〜25%くらいに抑えておくのが、長く仲良く暮らす秘訣です。
間取りは「1LDK」か「2LDK」か？
1LDK： 家賃は抑えられますが、寝室が一つしかなく、一人の時間が作りづらいです。喧嘩した時に逃げ場がないというデメリットも。 2LDK： 家賃は上がりますが、それぞれの部屋を持てるため、プライバシーが保てます。在宅ワークがある場合や、生活リズムが違うカップルには強くおすすめします。
岡山市内であれば、エリアを少し中心部からずらせば、1LDKの家賃で広めの2LDKが見つかることもよくあります。「広さ」はお金で買える心の余裕です。
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まとめ：お金の話は「これからの二人の話」
クリスマスイブに「お金の話」なんて…と思われるかもしれませんが、これは二人が長く一緒にいるための「未来の話」でもあります。
お金のことでモヤモヤしたまま生活を始めるより、最初にクリアにしておくことで、純粋に二人の時間を楽しめるようになります。 「言い出しにくいな…」という場合は、不動産屋を味方に付けてください。
私たち「すもっと」では、お部屋のご案内中に「この家賃なら、お二人の収入バランスだとこれくらいの負担割合が一般的ですよ」といった、第三者視点でのアドバイスも行っています。 二人の生活スタイルに合った間取りのご提案や、初期費用を抑えるための交渉もお任せください。
素敵なクリスマスをお過ごしください。そして、最高のお部屋探しができるよう、私たちが全力でサポートいたします！
