【年末年始】寝正月で終わらせない！ライバルに差をつける「お休み中の賃貸探し」賢い3つのステップ

いよいよ今年も残りわずか。来週からは年末年始のお休みに入る方も多いのではないでしょうか。「正月は実家でゆっくり…」「コタツでみかんを食べながらスマホいじり…」

そんなリラックスタイムに、ついつい見てしまうのが「賃貸ポータルサイト（SUUMOやアットホーム）」ですよね。春からの新生活に向けて、「あ、この部屋いいな」「家賃これくらいか」と夢が膨らむ時期です。

しかし、ここで一つ残酷な現実をお伝えしなければなりません。年末年始は、不動産会社も管理会社も一斉にお休みに入ります。そのため、ネット上の情報は「更新が止まったまま」になることが多いのです。

「いい部屋見つけた！と思って年明けに問い合わせたら、実は年内に埋まっていた…」「ネットの情報が古くて、実際には募集が終わっていた…」

こんな悲劇を防ぎ、年明けの営業開始と同時に「一番いい部屋」をゲットするために。今回は、岡山市の不動産屋「すもっと」が教える、年末年始の休み中にやっておくべき「賢いお部屋探しの準備」を3つのステップで解説します。

ステップ1：ネット情報は「参考程度」に留める

まず一番大切な心構えです。年末年始（特に12月28日〜1月4日頃）に見ているポータルサイトの情報は、「リアルタイムではない」可能性が高いと理解しておきましょう。

多くの不動産会社は年末にデータを更新して休みに入りますが、タッチの差で埋まってしまった物件が掲載されたまま年を越すこと（いわゆる「おとり物件」のような状態）がよくあります。また、お休みの間は誰も空室確認ができません。

ですので、1つの物件に惚れ込みすぎて「絶対ここがいい！」と思い詰めるのは危険です。「このエリアで、この家賃なら、こういう内装の部屋があるんだな」という相場感や傾向を掴むためのリサーチ期間として活用するのが、精神衛生上おすすめです。

休み中に最もやっておくべきこと。それは、ご家族やパートナーとの「条件のすり合わせ」です。

忙しい日常ではなかなか話し合えませんが、時間のある年末年始こそチャンス。以下のポイントについて、意見を統一しておきましょう。

特に、初めての一人暮らしをする学生さんは、親御さんと予算感（家賃＋仕送り額）をしっかり握っておくことが重要です。年明けにいざ内見して「ここに決めたい！」となった時、親御さんに電話して「家賃が高すぎる！ダメ！」と反対され、その隙に他の人に取られる…というケースが毎年多発しています。

これができれば、あなたはライバルより3歩リードできます。気に入った物件が見つかった時、申し込みには必ず「身分証」や「収入証明」が必要です。

不動産屋が休み明けに営業再開すると、一気に申し込みが殺到します。その時、手元に書類がないと、審査のスタートが遅れてしまいます。役所がお休みに入る前に、あるいは休み明けすぐに動けるよう、以下の書類の場所を確認しておきましょう。

身分証明書（免許証・保険証・マイナンバーカードなど）
- スマホで裏表の写真を撮っておくと便利です！
収入証明書（源泉徴収票・確定申告書・給与明細直近3ヶ月分など）
- 会社員の方は、年末調整で「源泉徴収票」をもらう時期ですよね。捨てずに保管しておいてください。
認印（シャチハタ不可のもの）
合格通知書（新入学生の場合）

これらが手元にあれば、内見したその場で「即申し込み」が可能になり、人気物件の争奪戦に勝てる確率がグッと上がります。

多くの不動産屋は電話が繋がりませんが、LINEならメッセージを送っておくことが可能です。 Torus不動産（すもっと）でも、年末年始の休業期間中にいただいたLINEメッセージは、営業開始日に「受信順」に最優先で対応させていただきます。

「SUUMOで見つけたこの物件（URL）、空いてますか？」「条件はこんな感じで探しています」

そう一言送っておくだけで、休み明けの朝イチでスタッフが最新の空室状況を確認し、ご連絡します。電話営業が始まるのを待つよりも、圧倒的に早く情報を得ることができますよ。

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お正月休みは、ただのんびりするだけでなく、「作戦タイム」でもあります。多くの人が「年が明けたら考えよう」と油断している間に、条件を整理し、書類を準備し、LINEで問い合わせを投げておく。

この「少しの差」が、3月・4月の新生活のクオリティを決定づけます。ぜひ、コタツの中でみかんを食べながら、Torus不動産のLINEを友だち追加しておいてくださいね。皆様、良いお年をお迎えください！