
一人暮らしを始める20代の方は、賃貸物件探しで「ハズレ」を引きたくないもの。**当社Torus不動産合同会社(岡山市)**が、岡山市北区中仙道周辺も含めた物件探しのポイントをご紹介します。まずはエリア選びから見ていきましょう。
エリア選び:治安・災害リスクをチェック – 利便性の高い繁華街や駅近エリアは魅力的ですが、治安面には注意が必要です。例えば、岡山市北区は市内中心部や岡山駅周辺を含み、他区に比べて犯罪遭遇率が高い傾向にあります 。市や警察が公表する犯罪発生データや地域の口コミを確認しましょう。また、災害リスクも必ず確認します。国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、洪水・土砂崩れ・高潮・津波など複数の災害リスクを重ね合わせて調べることができます 。河川沿いや低地、崖の近くは浸水・土砂災害の危険が高いため、ハザードマップで事前チェックしましょう。
賃貸サイトで回避したい条件
賃貸サイトの検索条件では、築年数や構造で絞り込み、次の項目は避けるようにしましょう。
- 築年数が古い – 築20年以上の物件は設備や配管の劣化でトラブルが起きやすく、耐震基準も旧耐震のままの可能性があります 。築20年以内の物件に絞ると安心です。
- 木造・軽量鉄骨造 – 木造アパートは家賃が安価な反面、隣家の生活音が響きやすく、断熱性も低いため「夏暑く冬寒い」といった問題が生じることがあります 。軽量鉄骨も木造より音を通しやすい構造なので、鉄筋コンクリート(RC)や重量鉄骨造など遮音性の高い物件を選ぶと安心です 。
- 間取りがいびつ – 三角形や曲線の部屋は、一般的な家具が配置しにくくデッドスペースが多くなりがちです 。変わった形の部屋には十分注意してください。
- 特殊条件(ペット可・分譲賃貸・デザイナーズ・フリーレントなど) – ペット可物件でペットを飼わない場合、周囲のペットの鳴き声や臭いが気になるかもしれません。分譲賃貸は設備が充実している代わりに家賃や管理費が高くなるケースがあります。デザイナーズは個性的ですが間取りが変則的なので家具配置に苦労することも。フリーレント(家賃無料期間)物件は初期費用が安くても、後で家賃が上がったり退去時の違約金が高くなる場合があるので注意しましょう。
内見で回避したいポイント
ネット上の写真だけでは分からない点を内見でしっかり確認します。五感を使ってチェックしましょう。
- 臭い・空気感 – 台所や浴室で悪臭がしないか、カビっぽい匂いがないかを確認。窓を開けて換気しづらくないか、通気性や室温(夏は暑すぎないか、冬は寒すぎないか )もチェックしましょう。
- 音 – 隣室や上下階の物音、外の交通騒音がどの程度聞こえるか確かめます。幹線道路や踏切、近隣施設(病院・学校・飲食店街など)からの音が気にならないか、昼夜それぞれでチェックしましょう。
- 実際の間取りとの相違 – 間取り図にない柱や梁が出っ張っていないか、フロアに段差や大きな傷・歪みがないか確認します。収納内の広さやコンセントの位置数、ベランダからの視界、共用部(ゴミ置き場・駐輪場・エントランス等)の状態など、写真では分からない部分は現地で必ずチェックしてください。
周辺環境で回避したいポイント
生活圏内(徒歩15分程度)に以下のような場所がないか確認します。
- 騒音源 – 幹線道路や高速の出入口、踏切・線路、空港・消防署・警察署・大病院、工場・イベント会場が近いと騒音・サイレン音が常に気になる可能性があります。また、夜まで人通りが多い繁華街・飲み屋街の近隣も、治安や騒音面で注意が必要です。
- 嫌悪施設 – ごみ処理場、火葬場、葬儀場、刑務所・警察の留置施設、暴力団事務所、神社仏閣(お墓や古戦場)、大規模商業施設やテーマパークなどは、居住環境に影響を及ぼす場合があります。事前にマップで周囲の施設を確認しましょう。
- 生活の不便さ – 短距離でも急な坂道や細い一方通行が多いと、日常の移動が大変です。人通りが少ない暗い道や街灯の少なさも防犯上マイナスです。実際に周囲を歩いて確認し、通勤通学や買い物に無理のない環境かチェックしましょう。
契約前に回避したい契約条件
物件内容に問題がなくても、契約条件で「知らなかった…」と後悔することがあります。契約書で以下の点を確認しましょう。
- 共益費・更新料が高い – 共益費の相場は家賃の約5~10%程度です。家賃6万円なら共益費は3,000~6,000円程度が目安。それ以上なら管理費の内訳を確認しましょう。更新料は家賃1ヶ月分が一般的で、それを超える金額は高めといえます。
- 解約条件が厳しい – 「解約予告3ヶ月前」「クリーニング費10万円以上」など、借主に不利な条項がないかチェックします。解約予告は法律上1ヶ月前が通常なので、それ以上長い場合は不利です。高額な清掃費用や違約金が設定されていないか注意し、不明点は不動産会社に確認しておきましょう。
- 特約事項が多い – 契約書に「貸主が必要と判断したら退去を求められる」「共用部の修繕費を借主負担」などの特約がないか確認します。これらは借主にとってリスクになります。不利な特約があるなら、契約を再考しましょう。
- 告知事項の有無 – 過去に部屋や建物で死亡事故・犯罪・事件があった場合、借主に告知されるべき情報です。「インフォームドコンセント」の観点から、不動産会社に告知事項の有無を尋ねてみましょう。建物内のどの部屋で何が起きたか、詳しく教えてもらえる場合もあります。
以上のポイントを踏まえて物件を選べば、後悔の少ない賃貸契約につながります。気になる点はお気軽にTorus不動産合同会社までご相談ください。当社は岡山市北区中仙道周辺の物件にも精通しており、お客様に合った物件をご案内します。賃貸契約前には家賃や共益費だけでなく、解約時まで含めたトータルコストや契約内容をしっかり確認しましょう。
まとめ: 20代一人暮らしの賃貸探しでは、「治安・災害・騒音・間取り・契約内容」の5つのポイントに注意することが重要です。これらを確認すれば、岡山市北区中仙道周辺の安全で快適な住まい選びができます 。ぜひ参考にしてください。