【防音の真実】「木造はやめとけ」はもう古い?鉄筋コンクリート(RC)なら静かとは限らない、不動産屋が教える「構造」の嘘とホント

「絶対にRCで!」その条件、損してるかも?

こんにちは!岡山市の不動産屋「すもっと」です。 週末の日曜日、本日も多くのお客様にご来店いただきありがとうございます。

さて、お部屋探しの条件ヒアリングで、お客様から最も多くいただく「NGワード」があります。 それは…「木造はNGでお願いします」です。

理由は皆さん同じ。「音がうるさそうだから」。 確かに、昭和時代に建てられた古い木造アパートは、壁が薄く、隣のくしゃみが聞こえるような物件もありました。 その反動で、「鉄筋コンクリート(RC造)なら壁が厚いから静かなはず!」と信じている方が非常に多いです。

しかし、不動産のプロとして正直に言います。 「構造」だけで防音性を判断するのは、今の時代、完全にナンセンスです。

実は、「隣の音がうるさいRCマンション」もあれば、「驚くほど静かな木造アパート」もたくさんあるのです。 今日は、皆さんの選択肢を広げるために、構造のリアルな真実をお話しします。

\お気軽にご相談ください!/

進化がすごい!「最新の木造」の実力

まず、木造アパートの名誉を挽回させてください。 ここ5年〜10年以内に建てられた、大手ハウスメーカー(大和ハウスのD-roomや、積水ハウスのシャーメゾンなど)の木造物件は、防音性能が劇的に進化しています。

  • 特殊な遮音床: 上の階からの足音(ドスンという音)を半減させる技術。
  • 壁の中に吸音材: グラスウールや石膏ボードを何重にも重ね、隣の音を遮断。

これらは、もはや「昔の木造」とは別物です。 実際に内見されたお客様も、「えっ、ここ木造なんですか? 全然静かですね!」と驚かれることがほとんどです。

しかも木造には、「家賃が安い」「柱が出っ張らず部屋が四角い」という大きなメリットがあります。 「木造=うるさい」と食わず嫌いをして検索条件から外してしまうと、「安くて・キレイで・設備が最新」な優良物件をみすみす逃すことになるのです。

「RC(鉄筋)なら静か」という大きな誤解

逆に、皆さんが絶対視している「鉄筋コンクリート(RC造)」にも弱点はあります。

RC造はコンクリートで固められているため、話し声などの「空気の振動」は遮断しやすいです。 しかし、コンクリートは硬いがゆえに、「衝撃音(足音や物を落とした音)」を遠くまで伝えてしまうという特性があります(太鼓を叩くと全体が響くのと同じ原理です)。

特に、築年数が古いRCマンションの場合、

  • コンクリートの壁自体が薄い
  • 窓ガラスが薄い(サッシの隙間がある)
  • 配管を通じで音が響く

といった理由で、期待していたほどの防音効果が得られないケースが多々あります。 「家賃の高いRCを選んだのに、上の階の足音がうるさくて眠れない…」という悲劇は、決して珍しくないのです。

構造よりも大事な「2つのチェックポイント」

では、何を基準に選べばいいのでしょうか? 構造(木造かRCか)よりも、以下の2点に注目してください。

① 隣の部屋との「間取り」

これが一番重要です。 あなたの部屋と隣の部屋が、どう接しているか図面を見てください。 「収納(クローゼット)」や「お風呂・トイレ」が壁側にある部屋は、それらが緩衝材(クッション)の役割を果たし、驚くほど音が聞こえません。 逆に、壁一枚の向こうに隣人のベッドがある配置だと、RC造でもいびきが聞こえることがあります。

② 角部屋・最上階

防音を最優先するなら、構造よりも「場所」です。

  • 最上階: 上からの足音がない(これだけでストレスは激減します)。
  • 角部屋: 隣人が片方にしかいないため、リスクが半分になる。

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まとめ:食わず嫌いはやめよう!

結論として、私たちはこうアドバイスします。

  • 「絶対に無音がいい!」 → 分譲賃貸(買うと数千万円するマンションの賃貸版)などの、最高グレードのRCを探しましょう(ただし家賃は高いです)。
  • 「生活音が気にならなければOK」築浅の木造(大手メーカー施工)も候補に入れてください!家賃を抑えつつ、快適な生活ができる可能性大です。

Torus不動産(すもっと)では、物件をご紹介する際に、 「ここは木造ですが、壁が厚いタイプなので静かですよ」 「ここはRCですが、築古なので音は響きやすいかもしれません」 と、構造の常識にとらわれない「リアルな住み心地」を正直にお伝えします。

防音重視の方、ぜひ一度「最新の木造」を内見してみてください。 きっとイメージが変わるはずです!